なかじさんの YouTubeチャンネル『ウェブ職TV』の「なかじの人生を変えた本を紹介するで。」の中で紹介されていた14選本のひとつです。
特別藤田さんのファンだとか、仕事内容に興味があるわけではなく、なかじさんが読みやすいよと紹介されていました。
サイバーエージェント社長の藤田さんのことは正直、名前しか知りません。
事業内容も、どんなお顔をされているかも知りませんでした。
「藤田晋」さんを「ふじたしん」さんだと思ってたくらいです。正しくは「ふじたすすむ」さんです。失礼しました。。
ただ、どこかのサイトや読んだ本の中で藤田さんの名前や会社名がしばしば出てくるので、何かすごいことをやっている人なんだろうなとは感じていました。
この本は「藤田晋」という人物と、サイバーエージェントの創業期を知るのに欠かせない一冊となっています。
ただいまKindle Unlimited対象本になっていますのでぜひ読んでみてください。

「21世紀を代表する会社を作る」藤田氏の成功と挫折
高校卒業を機にどうしても東京に出てきたかった若者が、26歳で会社を上場し、億万長者になっていった成長過程を、会社の成長とともに垣間見ることができます。
今では世に名が大きく知られているサイバーエージェントの始まりから、
24歳で会社を設立し、若い時にありがちな怖いものなど何もない時代、
順風満帆の中で親切にしてくれた方への2度の裏切り、
すごい事業をやっていると、周りからもてはやされた時代、
上場後の赤字が続き、株主たちからの批判、
メディアからの大バッシングを受け、
挫折を味わい、どん底まで落とされた時のことも語ってくださってます。
オン・ザ・エッヂ(現・ライブドア)の26歳のホリエモンと繋がりがあったことも『渋谷ではたらく社長の告白〈新装版〉』を読んで知りました。
ノンフィクションで臨場感に溢れてますので感情移入しやすく、テンポよく読みやすい本です。
わたしが考えるサイバーエージェントが成功できたわけ
・大きく目標を掲げていた
・友人、信頼できる人間を巻き込んでいった
・相談する相手がいた
・メディアへどんどん露出していった
・ハッタリを言ったとしても、それを実現に導く強い気持ちがあった
藤田さん自身が掲げる「21世紀を代表する会社を作る」という目標を持ち、そのひとつの目標に向かってひたすら進み続けたからこそ、サイバーエージェントがここまで成長してきたんだろうと思います。

渋谷ではたらく社長の告白〈新装版〉
サイバーエージェント=ブラック企業?
「サイバーエージェントはブラック」といわれておりますが、この本を読んだ上で、はたから見ればそうなんだろうなと感じました。
確かに仕事内容は激務で、働いている一人一人が士気が高く優秀な社員なようです。
ですが本当は、その言葉だけが一人歩きしてるだけではないでしょうか。
感想
『渋谷ではたらく社長の告白〈新装版〉』を読んで、成功したいなと思う反面、わたしには真似できないことだなと素直に思いました。
藤田さんのように誰かを巻き込んで、
メディアにもどんどん出て行けないし
メディア上でハッタリをかますこともできない。
そういう方だからこそ、ビジネスで大きく成功するんだろうなと思いました。
わたし自身が成長できない理由は、その逆で
・誰かを巻き込まないで1人でやろうとしていること
・人に会うのが苦手なこと
・一歩踏み出す勇気がないこと
・メディアやSNSに露出せず、こそこそやっていること
があります。
変わろうと思ってもすぐには変われませんが、自分のペースでやれることをやっていきます。
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