ヒトデ著 『「書くこと」で理想の暮らしを手に入れる』2025年出版 概要と感想

読書

ヒトデさんが新刊を出すと聞いて、Amazonで予約注文していました。

前著『「ゆる副業」のはじめかた アフィリエイトブログ スキマ時間で自分の「好き」をお金に変える!』(2021年出版)の本でワードプレスでのブログ開設から設定まで、難なくできました

あっさりと自分のブログを開設できたことを覚えています。(その後の文章の書き方につまづいて2年ほどほったらかしでしたが。。)

前著はブログのハード(枠組み)の部分

今回の本はブログのソフト(中身)の部分を書いている印象です。

この本で特に重要なこと、印象に残ったことを書き出しています。

情報発信はリスクが少ない

スマホかパソコンがあれば、始められます。

・パソコンは5万円位ので十分(SNSでの発信ならスマホでもOK)

・ネット回線月数千円

・レンタルサーバー代月1,000円程度

一般的な事業に比べたら少額です。

仕入れして在庫を持つ必要もありません。とても身軽です。

実際に3ヶ月ほどブログでの情報発信をしてみて、リスクが少ないと言われる意味がわかりました。

毎月数千円でブログを運営できるんです。それ以外はブログを書く時間を取る必要がある、と言うことだけ。

わたしも元々持っていた中古のMacBook pro(2015)、ネット回線は楽天モバイル月額3,278円、レンタルサーバー(ConoHa Wing)月額869円(当時)で始めました。

ヒトデさんの感情を乗せた記事を紹介したエピソードがあり、ヒトデさんの人格を感じることができるので、グッと距離感が近くなり本に引き込まれやすくなりました。

いろ
いろ

愛犬が亡くした話は、愛猫の死と重なり大号泣してしまいました。

亡くした愛猫を想い返すいいきっかけになりました。

考えすぎる人は発信者として才能がある

内省傾向が強く、つねに頭の中で考えごとをしている人は定期的に頭の中を言語化して外に出すことがいい。

考えすぎる傾向はとてつもない才能だとおっしゃってくださいました。

いろ
いろ

いつも考えすぎることは欠点ではありませんでした。

自分のことを肯定してくれているようで素直に嬉しかったです。

発信者にとって日々の記録はネタの宝庫

学んだことを書き留めるようにするだけでインプットが積み上がっていきます。

学んで終わりの場合と、記録した場合では、定着率に大きく差が開きます。

確かに、ブログを始めてから発信することが楽しくて、常にネタを探して記録して貯めとこう、と思うようになりました。

記録を続けることはモチベーションにつながる

記録しないといけないからやる気が出ます。

やる気が出ることで良い習慣が持続し、目標が達成できます。

記録をつけて発信したことを振り返ることで、自分にもできたんだと自信につながります。

発信を誰かに見られることで、評価にも繋がり、信頼にも繋がります。

いろ
いろ

誰かに見られるって恥ずかしいけど、勇気を出すことで良い循環サイクルが生まれますね。

情報発信はお金になる

発信をお金にするなら、「人の役に立つ」発信をすることが重要です。

ヒトデさんも最初は少額でしたが、最終的には会社を辞められるまでに稼げるようになっています。

ブログを書くのに年齢は関係がありません。もう遅いと思われる方もいるかと思います。

ですが情報発信で価値を提供するのに重要なのは「経験」です。10代より50、60代の方のほうが経験豊富なのは間違いないです。

59歳でブログを始め、書籍化まで至ったシニアブロガーの事例もあります。

りっつん著 『未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし』(扶桑社)

いろ
いろ

苦しいことがありながらも前向きに生きられており、強くて芯のある姿を感じられました。

わたしもいつか「機嫌のいい婆」になれるように心がけていきたいなと思います。

老後のお金のこと、老後への身構え、人との付き合い方など書いてあり、りっつんさんと同世代の母にも贈りたい一冊です。

情報発信は「役に立つ」ことで人に見られる

例えば、自分の「経験」や「悩み」、「コンプレックス」が誰かの役に立ちます。

発信してみたものの全然伸びないなら、それはあんまり人の役に立っていないから。

発信する内容で最も簡単なことは「好き」や「得意」を発信することです。

自分の好きなことを発信すると、恥ずかしいくらい熱のこもった内容が書けるはずです。

自分と同じことが好きな読者に、その熱が伝わって、楽しさが伝わり、ファンになってくれる可能性が高まります。

しかも「好き」をベースにしていると、嫌々書くことなく、長く生き残りやすいです。

そして、長く継続することで信頼ができます。

わたし自身、熱しやすく冷めやすい性格なので、ブログは継続しないかもなと思っていました。

好きなこと(読書)を発信することで、読書した後

「いい本だったな。」

だけで終わっていたものが、「何を感じて、どう思ったのか」を外に発信することで気持ちがすっきりしています。

いろ
いろ

ヒトデさんの言う通り、「内省的な人は言語化して外に出す方がいい」を実践したら気持ちが楽になりました。

自分の挑戦の過程を発信すると応援してくれる人ができる

これから発信をしていきたい人におすすめな方法。

過程を見せると信頼を積み重ねることもできます。

例えば、ブログでゼロから100万円稼ぐまでの道のりの記事を書いている人が、一つ失敗したことを記事を書く。もしくは何か一つ達成したら記事を書く。その積み重ねを発信し続けると応援したい気持ちになったり、もっとその内容を知りたくなりますよね。

すでに結果が出ている人を見ても、過程が見えないと何をどうやって結果を出したのかわかりません。

「へ〜すごいな」で終わってしまいます。

まだ結果が出ていない人が、日々の過程の積み重ねを発信してきたからこそ、目標を達成した時に大きな反響が生まれます。

いろ
いろ

日々の積み重ねを発信していくことが必要だと学びました。

この本の第3章以降からは、ある程度発信していった人に訪れる、誹謗中傷や批判だったり、ネタ切れになった場合の対処法など、中級者に対する課題が書かれています。

わたし自身はまだここまでに達していないので、最後に、これこそが最強ポイントだと思ったことをご紹介します。

属人性が最強

属人性とは発信している情報ではなく、発信している「人」に信頼や注目が集まっていることです。

「この人の発信だから見たい」

「この人から話を聞きたい」

「この人の意見を知りたい」

と言った感じです。こうなるととても強いです。

「○◯といえば自分」になると最強です。

いろ
いろ

そういえばキンコンの西野亮廣さんも、自身の本『夢と金』で「自分にファンを作れ」なんて言ってましたね。

感想

この本はこれからブログを書く予定の人はもちろんのこと、書く予定のない方でも、今の仕事に悩んでる方にはおすすめの本です。

こんな生き方もあるんだなと、選択肢が増えると思います。

自由になるには何をすればいいんだろう。それがヒトデさんの言う「ブログで情報発信」でした。

この本に書かれていることを順にやっていくことで、今までの生き方がガラッと変わってくると思います。

あまりかしこまった言葉を使わず、フランクな口調で進むのでちょっとした知り合い感覚で話を聞いているようでした。

200ページほどでしたが、本気で人生を変えたい!と思ってる方はあっという間に読める本だと思います。

「まあ、ブログで稼ぐってことに興味があるんだよね」

って方は、気になる箇所だけでも読んで、ブログを立ち上げて、試しに記事を書いてみてください。

わたしはブログを立ち上げて、初めて記事を書くまでに2年かかったことを後悔しています。

その2年で記事を書き続けていれば文章力も上がっていただろうし、もしかしたらブログで1万円稼げていたかもしれない。

その後悔を取り戻すように今、記事を書いています。

「始めるのに遅すぎることはない」

わたしは誰かが言っていたこの言葉を胸にこれからも記事を書き続けていきます。

【ヒトデさん紹介書籍】

p7.『ゼロ秒思考』(赤羽雄二著)を参考に会社で叱られた日や気分が沈んだ時に、自分の考えを書き出していた。

p24.『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』(八木仁平著)新しい視点を獲得したい場合に。

p24.『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』(ビル・パーキンス著)価値観を広げるなら。

p24.『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0』自己理解をより深めるなら。

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