喜多川泰著 『きみが来た場所』 概要と感想

読書

私が大好きな喜多川泰さんの本。
Kindle unlimitedで偶然出会い、すぐに喜多川作品をすべて一気読みした中のひとつです。

こんな人に読んでもらいたい

働き盛りのビジネスマン、ビジネスウーマンに読んでほしい

自分がどう生まれてきたのか、自分自身のご先祖さまのことを想像し、想いを馳せることができます。

そして、自分自身が今ここに存在していることに対して自己肯定感が上がる一冊になっています。

概要

主人公の秀平には家族がいて、妻の涼子、娘の寛奈、そしてもうすぐ子どもが生まれる。

妻の涼子は秀平の実家に帰省して出産の準備を整える。

秀平は子どもたちの本当の生きる力を育てる塾を作りたいと、18年勤めた大企業を辞め、塾経営に踏み切った。

なかなか生徒が集まらない中で感情の起伏が激しい中、入塾希望の保護者と会うため、自分の塾に向かっていた。

喉に違和感を感じ、のど飴を買おうと駅のコンビニに入ったところ違和感を感じる。

店内はBGMもなく無音で、しかもレジにいる店員がまるで昭和時代にいるかのような和服の女性だった。

陳列されている商品はたった一つ。『ルーツキャンディ 渡利製菓』

不審に思いながらもそれを購入し駅のホームへ急ぐ。

電車内の席に座り、その飴を一つ口に入れたところからこの物語は始まります。

秀平が飴を舐めると夢を見るかのように時代がさかのぼり、タイムスリップします。

タイムスリップした先は秀平のふたりのおじいちゃん世代が生きていた時代。

そしてその子どもである、秀平の父と母の生きてきた時代です。

昭和20年代、つまり第2次世界大戦中にふたりのおじいちゃんががどういうふうに生き抜いてきたかを修平は知ることになります。


きみが来た場所

まとめ

7つある飴をひとつ舐めるたびにタイムスリップ先のストーリーは進んでいきます。

『きみが来た場所』では命の繋がりを実感する本になっています。

妻の涼子が破水して今にも生まれる状況で秀平が実家に向かっている中、最後の飴を舐めようとしている。

そこでは最後どんな夢を見るのか。

鳥肌が立つくらい感動し、そして涙が流れ出てきます。

ぜひ読んでみてください。


きみが来た場所
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