「お金」が尽きると「夢」は尽きる。
文字だけ見ると怪しさ満載の『夢と金』
表面的なものだけ見ていると割を食います。
『夢と金』を読んで「無知は恐怖」ということを学んで欲しいです。
西野亮廣さんの本はどれも読みやすい
特別、西野さんのファンってわけではありませんが、妙に納得してしまいます。
なんでかな〜と考えてみたら、西野さん自身が自分で行動して、やってきた結果なので説得力があるんですよね。
また、実績もかなりあります。
そして、例を出してわかりやすく教えてくれるので初心者でも理解がしやすいです。
子どもに優しく語りかけるように、悟らせるような口調なので若い方が読むのに適しています。
たまに挑発的な言葉も使ってきて読者を選びますが、私は嫌いではないです。
「プレミアム」は競合がいる中の最上位の体験で「ラグジュアリー」は競合がいない体験
プレミアムとラグジュアリーの違いってなんだろう。
山口周氏の『ニュータイプの時代〜新時代を生き抜く24の思考・行動様式』の中で自動車に例にとってわかりやすく書かれているようです。(西野氏オススメ本)
・日本車:役に立つけど意味がない
・ベンツ・BMW:役に立つし意味がある
・フェラーリ・ランボルギーニなどのスーパーカー:役に立たないが意味がある
意味があるないって、どういうこと?
・日本車は機能しかない、つまり、実用的に使うだけ、ブランドとして魅力的ではない
・ベンツやBMWは競合がいる中での最上位の体験、つまり「プレミアム」
・スーパーカーは競合がいない体験、つまり「ラグジュアリー」
プレミアム「高級」商品を扱っている人間が値段を決める
ラグジュアリー「夢」 はお客さんが値段を決める
夢=認知度ー普及度
みんなが知っているけど、誰も持っていないが夢
ラグジュアリーを作るにはこの値を大きくする必要がある
「機能」ではなく「意味」を売ろう
顧客は「機能」を買い、ファンは「意味」を買う
顧客というのは商品を買ってくれる人で、
ファンはサービス提供者を応援するために商品を買ってくれる人
だから顧客をファン化しよう。
支援する人は本当はリターンが欲しくて支援してるわけではなく、その人を応援したくてするんです。
高額支援の対価として求めているのは、あなたを助けたという事実、
と、その事実を誰かに話してもらって自分が優越感を感じたい下心(笑)
「きみの目的地ときみの現在地を晒せ。晒し続けろ。キミのファンはその延長線上にいる。」
この言葉を聞いても行動に移すのはなかなか気が重いです。
自分の目的地が達成されなかったら恥ずかしいから自己保身に走るなということと
みっともない自分を晒したくないから現在地を隠すなんて自己保身に走るなと。
私の心の内を読まれているようで、まさに頭をかいて苦笑いをしてしまいました。
ものすごく勇気がいって恥ずかしいけど、できる限り自分の目的地と現在地を発信していきたい。
第2章の最後の方には子どもがお金の使い方を学べるようにを皿洗いを例に出して、解説してくれています。
「どんな方法でもいいから、皿洗いをしてくれたら、1日につき100円あげるよ」
と言われたら何を考えますか?
そりゃ、毎日毎日皿洗いをすることを考えますよね。
皿洗いの方法は他にもありました。
その方法を知ったら、大人になった今でも、実はお金の使い方について知識がないんだなと少しがっかりするかもしれません。

夢と金 (幻冬舎単行本)
新たな資金調達の手段になり得る『NFT』とはみんなが認める所有”感”のこと
NFT(Non-Fungible-Token)って何!?
急な横文字でもうイヤ、ってなりますよね。
『夢と金』の第3章では石貨と呼ばれる石のお金の話や、モナ・リザや東京タワーの持ち主の話を例に出して、ものすごくわかりやすく解説してくれています。
西野さんは絵本作家さんでもあるため、食べていけない絵本作家がNFTを利用して新たに稼ぐ方法も解説しています。
まとめ
この本のタイトル『夢と金』をみた時、怪しさ満載だなと思いつつ、お金の話を学べるのかなとも思ってました。
夢なんて持ってる人いるの?とか卑屈になってたり、
30代で夢持ってるなんて人に話したら「もっと現実を見なよ」なんて言われそうだし。
お金が欲しい、お金を稼ぎたい、なんて人に話したら、
「金に卑しい人なのかな」と変な目で見られそうだし。
けど西野さんは、人から変な目で見られてもおかしいことはおかしいと自分の信念を貫いて生きてきた人で、たまに変な人だなと思うけどやっぱりかっこいいです。
西野さんみたいにはなれなくても、少しでも近づけるように、柔軟な考えを持つよう心がけます。
『夢と金』はKindle Unlimited対象本になっていますので、この機会に読んでみてください。

夢と金 (幻冬舎単行本)


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